ぼぎ子の恐怖図書館

好奇心には道徳がないのであります

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

シャイニング ネタバレ レビュー

理性の眠りは怪物をはぐくむ 「キャリー」「呪われた町」とヒットを続けるキングの長編小説3作目! 幽霊屋敷を題材にした小説の金字塔。 ジャックだけど、ニコルソンじゃないよ!トランスだよ オススメ:⭐️⭐️⭐️ ※今回は星3つなのでレビュー短いです。

粘膜人間 ネタバレ レビュー

熱烈なファンの多い飴村行氏の「粘膜シリーズ」の第一弾。読む「ブレインデット」 小学生 vs 河童 拷問、惨殺、とにかく下品でグロい奴らが紡ぐファンタジーワールド ホラー大賞選考会史上、もっとも物議を醸したという問題作。(結局受賞した) オススメ:⭐…

読書灯難民にメシア現る

私の部屋は日が沈むと西洋の部屋のように間接照明のみになるので暗いです。せつねいです。 これは昔観た黒澤明監督『夢』という作品の中の「水車のある村」という短編で、笠智衆扮する103歳のおじいさんが「夜は暗くないと困る」と言っていたからであります。

死刑にいたる病 ネタバレ レビュー

少年・少女を恐ろしい方法で拷問して殺害する連続殺人事件の犯人から1通の手紙が届く。 猟奇殺人鬼の人生を明かす小説かと思いきや……哲学書📕「死に至る病」のメタファーだった。 サイコパスなイケメンシリアルキラーに操られる快感! オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️

漂流教室 ネタバレ レビュー②

前回は漂流教室全6巻(小学館文庫)のあらすじと感想でしたが ひき続き作品に登場するユニークな人物の紹介と結末への感想です。

漂流教室 ネタバレ レビュー①

漂流教室 小学館文庫全6巻 怒涛の展開!漂流教室。その先見性に驚く! 奇抜な衣装に「ぐわしっ」と奇妙な言動のイメージがある楳図かずお氏ですが、 実は手塚治虫文化賞やアングレーム国際漫画祭・遺産賞を受賞していたりとすごい人なんです。ミステリの大御…

【海外ドラマ】ファーゴ シーズン5が面白すぎた

普段あまり海外ドラマを観ませんが、コレとサメとゾンビ関係は別腹。 コーエン兄弟の作品に出てくる強い女や変な殺し屋のファンです。

海と毒薬 ネタバレ レビュー

海と毒薬 生きた人間を生きたまま殺す。 第二次世界大戦中の1945年に実際に起こった、アメリカ軍捕虜8名に被験者が生存状態で施された実験 『九州大学生体解剖事件』をベースに、参加した2人の研修医(勝呂と戸田)、看護婦(大場)を中心に、彼らがなぜこの…

呪いのカルテ(呪いに首はありますか) ネタバレ レビュー

齢30歳までに必ず死ぬという呪いをかけられている一族の長男が営む心霊科クリニック。 呪いに取り憑かれた一族の長男、恵介と、墓麿(はかまろ)という名の呪いの物語。 最後はきっと、切ない。の帯に隠された解呪の方法とは? わかっていても泣けるセツナ系…

孤島の鬼 ネタバレ レビュー

江戸川乱歩の数ある作品の中でも多くの著名人が「最高傑作」としてその名を挙げ、 乱歩自身に「長編の中では一番出来がいい」と言わしめたという『孤島の鬼』のブックレビューです 猟奇、変態、謎解き、BL要素あり!全部詰まった江戸川乱歩の傑作。 長編とは…