ぼぎ子の恐怖図書館

好奇心には道徳がないのであります

星4以上

映画 十二人の怒れる男 レビュー

十二人の怒れる男 ヘンリー・フォンダ Amazon 脚本が秀逸だとワンシチュエーションでも飽きない。 密室劇の傑作として有名な作品だったが 脚本はもちろん、演技も演出も映像も洗練されていた! オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

魑魅魍魎の世界 浮世絵は素晴らしい

眺めているだけで時間が過ぎていく 日本人は昔から血みどろ、幽霊、妖怪、怨霊が好きだった 浮世絵愛好家じゃなくても楽しめる一冊。 オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️

ローズマリーの赤ちゃん ネタバレ レビュー

シンプル・イズ・ベストホラー! 同年代の「エクソシスト」や「オーメン」などとともに1960年代のアメリカのオカルトブームの火付け役になった作品。 オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

山荘綺談(丘の屋敷) ネタバレ レビュー

多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない スティーブン・キングが過去100年の怪奇小説で最もすばらしい と絶賛! 幽霊屋敷を題材にした小説の古典的名作……と見せかけて、 実は自意識過剰で哀れな女の末路を描く、厭怖話。 オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️

【鬱漫画】4丁目の夕日 ネタバレ レビュー

昭和30年代の東京の下町を舞台に人情や当時の生活を描いた「3丁目の夕日」のパロディ。 4丁目に迷い込んだ読者を陰鬱な不幸の連鎖が襲う 身の程をわきまえなかったことがこんなにも罪だというのか…… オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️

粘膜人間 ネタバレ レビュー

熱烈なファンの多い飴村行氏の「粘膜シリーズ」の第一弾。読む「ブレインデット」 小学生 vs 河童 拷問、惨殺、とにかく下品でグロい奴らが紡ぐファンタジーワールド ホラー大賞選考会史上、もっとも物議を醸したという問題作。(結局受賞した) オススメ:⭐…

死刑にいたる病 ネタバレ レビュー

少年・少女を恐ろしい方法で拷問して殺害する連続殺人事件の犯人から1通の手紙が届く。 猟奇殺人鬼の人生を明かす小説かと思いきや……哲学書📕「死に至る病」のメタファーだった。 サイコパスなイケメンシリアルキラーに操られる快感! オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️

漂流教室 ネタバレ レビュー②

前回は漂流教室全6巻(小学館文庫)のあらすじと感想でしたが ひき続き作品に登場するユニークな人物の紹介と結末への感想です。

漂流教室 ネタバレ レビュー①

漂流教室 小学館文庫全6巻 怒涛の展開!漂流教室。その先見性に驚く! 奇抜な衣装に「ぐわしっ」と奇妙な言動のイメージがある楳図かずお氏ですが、 実は手塚治虫文化賞やアングレーム国際漫画祭・遺産賞を受賞していたりとすごい人なんです。ミステリの大御…

呪いのカルテ(呪いに首はありますか) ネタバレ レビュー

齢30歳までに必ず死ぬという呪いをかけられている一族の長男が営む心霊科クリニック。 呪いに取り憑かれた一族の長男、恵介と、墓麿(はかまろ)という名の呪いの物語。 最後はきっと、切ない。の帯に隠された解呪の方法とは? わかっていても泣けるセツナ系…

孤島の鬼 ネタバレ レビュー

江戸川乱歩の数ある作品の中でも多くの著名人が「最高傑作」としてその名を挙げ、 乱歩自身に「長編の中では一番出来がいい」と言わしめたという『孤島の鬼』のブックレビューです 猟奇、変態、謎解き、BL要素あり!全部詰まった江戸川乱歩の傑作。 長編とは…